バランスボールは楽しい運動です。
おやつを使った誘導でストレスなく、遊び感覚で行えるモチベーショントレーニングです。
“できた”という喜びと褒めてもらえるバランスボールレッスンは、わんちゃんにとっては楽しい時間です。
複数のバランスボールを組み合わせたトレーにニングは、頭を使った遊びが大好きなわんちゃんにとってできた時の達成感は格別なものです。
☆お座りや伏せでおねえさん座りになる
☆後ろ足の幅が肩幅より狭い
☆左右の足が不自然に開いている
上記の症状は、後ろ足が弱ってきているときに見られるものです。
シニアになってくると背中、お尻、足などの筋肉が落ちてきたなどの心配がでてきます。
特に後ろ足がひょろひょろしてきて、踏ん張りがきかなくなることも多くなります。
背中、腰、お尻などの筋力が落ちてくると、四肢のバランスが崩れて支えられなくなります。
犬は、前足に約7割の重心をかけて立っています。後ろ足は3割しか使っていないのです。
すると・・・
①後ろ足を使わなくなり、後ろ足の筋肉が弱ってくる
②後ろ足は支えるだけになり、腹筋や背筋が弱ってくる
③腰が下がり、関節の曲げ伸ばしがしづらくなる
④立ち上がるときに前足に負担がかかり、前足も痛くなって立てなくなる
この流れで寝たきりへと繋がります。
後ろ足を意識させて使わせてあげることが予防になるのです。
毎日の生活の中で少しずつ取り入れて継続することが大事です。
元気に歩けるうちから足腰を鍛え、前足と後ろ足のバランスを整えてあげることです。
筋肉が落ちてしまうと、取り戻すことは難しくなります。落ちる前から鍛えてあげることが予防になります。
<鍛えてあげる場所>
①全身の筋肉のトレーニング
②前足と後ろ足のバランス
③体幹を鍛える
④後ろ足の筋肉を鍛える
全身、四肢、体幹、筋肉と体全体をバランスよく鍛えてあげましょう。
日常生活の中でできることを続けることが予防のためには一番!
自宅にあるもの、簡単にできる運動を取り入れてみましょう。
不安定なクッションやマットを肉球を使ってしっかり歩いたり、乗るときの段差で足を上げることでバランスをとりながら歩くので体全体を鍛えることができます。
バランスボールに前足をのせて立つことで、後ろ足に体重がかかり、後ろ足を鍛えることができます。
また、体幹、前足のバランス機能を鍛えることにもなります。
お座りをさせて、後ろ足の位置は変えずに立たせる動きをさせます。
後ろ足のスクワットになり、筋肉を鍛えることができます。
バランスボールは楽しい運動です。
おやつを使った誘導でストレスなく、遊び感覚で行えるモチベーショントレーニングです。
“できた”という喜びと褒めてもらえるバランスボールレッスンは、わんちゃんにとっては楽しい時間です。
複数のバランスボールを組み合わせたトレーにニングは、頭を使った遊びが大好きなわんちゃんにとってできた時の達成感は格別なものです。